皮脂やメイク汚れ・角栓が原因で目立っている毛穴に悩んでいませんか?
汚れが詰まっている毛穴を放置していると、皮脂が酸化して黒ずみの原因となるため、さらに目立つようになってしまいます。
そこで今回は、毛穴の汚れを溶かしてスルッとキレイにする方法を3つご紹介したいと思います。
どれも手軽にできる方法なので、やったことがないという方は是非参考にして試してみてくださいね。
毛穴の汚れを溶かす!?皮脂や角栓をキレイにして開きや黒ずみを解消する3つの方法!
毛穴の汚れを”溶かす”という表現はイメージ的なものかもしれませんが、毛穴に詰まっている角栓の約30%は皮脂で構成されているので、その皮脂と馴染んで浮かせる「オイル」を利用すれば毛穴を効率よくキレイにできます。
毛穴汚れを除去するためによく利用されている主なオイルは、
なので、それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。
ホホバオイル
ホホバオイルは、毛穴に詰まっている皮脂に含まれている成分「ワックスエステル」を地球上で唯一含有している天然オイルです。
皮脂とホホバオイルに含まれている同成分の「ワックスエステル」は馴染みが良く、ふやけて柔らかくできるので、角栓をスルッと除去しやすくなります。
ゴールデンと呼ばれている金色の未精製ホホバオイルには、
- ビタミンA(βカロチン)
- ビタミンE(トコフェロール)
- アミノ酸17種類
など、栄養分が豊富に含まれていますが、肌への刺激となる不純物も含有されたままなので、毛穴に詰まると肌トラブルの原因になるので使用量には注意が必要です。
また無色透明の精製されたホホバオイルは、不純物が毛穴に詰まることはありませんが、製造過程で栄養分が損なわれてしまうので美容効果は低減します。
しかしながら、ワックスエステルが主成分という部分に変わりはないので、角栓除去の効果に関しては差がありません。
未精製のホホバオイルは「オーガニック」のものがおすすめ、精製されたホホバオイルは配合されている添加物に注意して選ぶようにしましょう。
オリーブオイル
オリーブオイルは皮脂に40%ほど含まれている「オレイン酸」を約70%含有し馴染みが良いため、自然に汚れを浮き上がらせて除去できます。
肌に余計なチカラを加える必要がないので、摩擦を与えずに角栓のケアが可能になります。
肌に異常があらわれなければ食用のオリーブオイルでも問題ありませんが、肌に塗布することを想定して作られてはいないので『化粧用オリーブオイル』を利用するのがおすすめです。
ベビーオイル
敏感な肌の赤ちゃんのために作られているベビーオイルを利用して、毛穴の汚れを溶かしてケアしようと考える方も多いのではないでしょうか。
しかしベビーオイルの主成分である「ミネラルオイル」は、私たちの肌にまったく存在していないオイルなので馴染みにくいため角栓ケアに向いているオイルとはいえません。
またミネラルオイルは、肌の表面を覆う「保護膜」の役割を持っているので、使用量や使用頻度によっては毛穴をかえってふさいでしまいニキビなどの原因にもなってしまいます。
なので、角栓ケアをする際には、皮脂と同成分を含有している理由から馴染みやすい「ホホバオイル」や「オリーブオイル」の使用が適切です。
毛穴の角栓を除去するオイルマッサージの頻度を間違えると逆効果!
気になる毛穴を早くキレイにしたくても、毎日のように毛穴のオイルマッサージを実践してはいけません。
毎日毛穴のオイルマッサージをすると必要な皮脂まで奪ってしまう結果、皮膚が乾燥状態にあると判断して皮脂を過剰に分泌してしまいます。
皮脂が過剰に分泌されると皮脂や角質の排出が滞ってしまい、角栓が毛穴を詰まらせて押し広げられてしまいます。
また毛穴に詰まった角栓が酸化すると黒ずみの原因になるため、毛穴が目立つ悪循環に陥ってしまいます。
つまり頻繁に毛穴のオイルマッサージをしてしまうと、かえって毛穴の状態を悪化させてしまうので注意が必要です。
毛穴のオイルマッサージは、週に1回または2回程度、優しく短時間で済ませることが大切です。
そして毛穴のオイルマッサージ後に大切になるのが、洗顔と充分な保湿になります。
オイルは肌の表面に残りやすく、新たな角栓の原料になる恐れもあるので、しっかりと洗い流す必要があります。
保湿も不十分だと皮脂の過剰分泌に繋がり、悪循環を繰り返すことになるので、充分に肌を潤してあげましょう。
その際に毛穴ケアのために開発されている『毛穴ケアライン』を利用すれば、効率よく毛穴の悩みにアプローチできますね。
「毛穴洗浄スプレー」で皮脂やメイク汚れを乳化させて落とす方法
ここまで、毛穴の汚れをオイルで溶かしてキレイにする方法についてご紹介してきましたが、皮脂やメイク汚れを乳化させて落とす『毛穴洗浄スプレー』も話題になっています。
毛穴洗浄スプレーは、毛穴の奥に詰まった皮脂やメイク汚れ・クレンジング剤など、気になる部分にスプレーするだけで汚れを浮かして落とすことができます。
その効果は、クレンジング後でも無色透明のスプレー液が白く濁るほどなので、
などなど、本気で毛穴をお掃除したい人にピッタリなアイテムなので1度体感してみてはいかがでしょうか。
まとめ
毛穴の汚れを溶かしてキレイにするには、皮脂に含まれいている成分と同じ成分を含有しているオイルを使用します。
毛穴を集中ケアする際、主に利用されるオイルは、
- ホホバオイル
- オリーブオイル
- ベビーオイル
などですが、ベビーオイルの主成分である「ミネラルオイル」は、私たちの肌にまったく存在していないため馴染みが悪く効率が良いとはいえません。
それに比べて「ホホバオイル」と「オリーブオイル」には、皮脂と同じ成分が含まれているので、馴染みが良く汚れを浮かして落としやすくできます。
とはいえ、美容オイルを利用した毛穴ケアはスペシャルケアなので、実践する頻度によっては肌に必要な皮脂まで奪い取り乾燥を招いてしまいます。
皮膚は乾燥を感じると、皮脂を分泌して乾燥を防ごうとするため、これが皮脂の過剰分泌に繋がり肌トラブルの原因になってしまうのです。
このような悪循環を引き起こしてしまっては本末転倒なので、美容オイルを利用した毛穴ケアは週に1~2回程度にとどめておきましょう。
また毛穴のスペシャルケアでキレイにする行程よりも大切なのがケア後の保湿です。
この保湿が不十分だと皮脂の過剰分泌に繋がり、かえって毛穴を詰まらせてしまうので、毛穴ケアに特化した『毛穴ケアライン』を上手に利用すると良いでしょう。
最近は、顔にシュッとスプレーするだけで、毛穴をスッキリ掃除できる『毛穴洗浄スプレー』も話題になっているので、一度試してみるのも良いかもしれませんね。