「自宅で手軽にエステ級のスキンケアができる!」と人気の家庭用美顔器ですが。。
「美顔器は老化を早めるだけだから使わない方がいい…」という意見もあり不安に感じてしまいますよね。
でもこれは、美顔器の使用方法や使用頻度など、間違ったケアが原因になっていることがほとんど。
とはいえ、老化を早めてしまう”使わない方がいい”美顔器も存在することは確かです。
そこで今回は、老化を早める使わない方がいい美顔器の最悪な特徴をご紹介します。
また「肌に摩擦を与えると老化を早める3つの理由」と「美顔器を使うと肌が悪化する6つの原因」も併せてご紹介します。
あなたの肌悩みに必要な美顔器の機能も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ美顔器は使わない方がいいのか?老化を早める美顔器の最悪な特徴とは?
結論から先に言うと「老化を早める使わない方がいい美顔器」は、美肌を目指すうえで絶対に避けなければいけない「摩擦」を大切な肌にグリグリと与えてしまうローラータイプの美顔器です。
洗顔する際にも豊富な泡で汚れを吸着して、手の平で擦らないようにするほど肌に摩擦を与えることはNGですよね。
それなのに、肌を繰り返しグリグリと擦りまくるローラータイプの美顔器は、肌の老化を早める代表的な存在といえます。
それでは、肌に摩擦を与えてしまうと、どんなリスクがあるのでしょうか?
想像しているよりも、肌に悪影響を及ぼす摩擦の危険性は主に3つあります。
美顔器で肌に摩擦を与えると老化を早める3つの理由
摩擦によって肌の老化を早める主な理由は次の3つです。
シミができる
肌にシミができる原因は、紫外線だけだと思いがちですが、肌に対する刺激もシミの原因になります。
肌に刺激を与えてしまうと、肌に炎症が起こり、シミの原因であるメラニンが大量に生成されてしまうからです。
肌が炎症を起こす原因は、日焼けや摩擦だけではなく、虫刺されなどによっても起こりますよね。
また、日々の生活で溜まるストレスによって発生する「活性酸素」も、メラノサイトを刺激してしまうためメラニンの生成を促してしまいます。
つまり、メラニンを生成するメラノサイトという細胞に刺激を与えてしまうと、シミが発生してしまうというメカニズムなんですね。
そのため、ローラータイプの美顔器で肌に摩擦を与える行為は、手間と時間をかけてわざわざシミを作り出すNG行為ということになります。
「肌荒れ」や「吹き出物」が発生する
肌に摩擦を与えてしまうと、皮膚の一番外側にある角質層が大きなダメージを受けてしまいます。
角質層はバリア機能としての役割があり、肌の内部にある水分の蒸発を防ぐほか、
- 紫外線
- ウイルス
- ほこり
などの外的刺激が、体内に入り込まないようにする大切な役割があります。
その角質層が、摩擦によってダメージを受けると、バリア機能が低下してしまうため、今まで防げていた外的刺激からも肌を守りきれなくなり「肌荒れ」や「吹き出物」などを引き起こしやすくなってしまうのです。
もし乾燥肌や敏感肌に悩んでいるなら、日常生活の中で肌に摩擦を与えていないか意識して生活してみてください。
少し注意して過ごすだけでも、肌が改善に向かうほど、お肌にとって摩擦は大敵な存在なのです。
毛穴が詰まる
肌に摩擦を与えてしまうと、粉状に剥がされた角質と皮脂が混ざり合って毛穴に詰まり「角栓」となってしまいます。
この角栓を放置していると、角栓に含まれている皮脂が酸化して黒く硬くなってしまうため、毛穴が広がり、目立つ黒ずみ毛穴になります。
まるで毛穴がないように見える陶器のような肌を目指すなら、摩擦を与えてしまうスキンケアは絶対に避けるべきなんですね。
以上のように、顔に過度な摩擦を与えてしまうローラータイプの美顔器は、自らの手で老化を早めてしまう結果となるので使わない方が身のためです。
つまり、美顔器はヘッドを肌に当てるだけでケアできる「電流」を利用したタイプのものを使うことが大切になります。
若返りを目指せるコスパ最高な「多機能美顔器」3選!
電気のチカラを利用した美顔器は、ローラータイプの美顔器とは違い、余計な摩擦を与えずにエステ級のスキンケアができます。
特にエステの人気メニューのほとんどを施せる下記3つの多機能美顔器がおすすめです。
中でも人気なのが、あの「杉本彩」さんが開発段階からプロデュースしている「ララルーチュRF」なので、参考に一度チェックしてみてください。
リベラータ『ララルーチュRF』
RF機能・EMS機能・エレクトロポレーション機能・LED機能などを搭載しているコスパ最高な多機能美顔器。杉本彩さんが開発段階からプロデュース。
シーズ・ラボ『エステプロCⅡ』
「ドクターシーラボ」グループのエステサロン「シーズ・ラボ」の5大人気メニューを搭載した本格派美顔器。毛穴を開いて汚れを除去しやすくする「スチーマー」など複数の特典がもらえるのは公式通販サイトだけ。
ヤーマン『フォトプラスEX』
上記3機種のほか多機能美顔器の詳細は、
>>『2022年最新美顔器比較ランキング!口コミ効果の高いおすすめ人気美顔器はこれ!』
をチェックしてみてください。
美顔器を使って肌が悪化する6つの原因
肌に過度な摩擦を与えてしまうローラータイプの美顔器は使わない方がいいのですが、他のタイプの美顔器でも、次のような場合、肌が悪化することがあります。
美顔器の使用頻度を守らない
美顔器は電流を利用して、半強制的に肌を活性化するため、効率良くスキンケアができますが、使い過ぎると肌に大きな負担を掛けてしまいます。
負担が強すぎると、肌が乾燥して荒れたり、吹き出物ができたりしてしまうので、各美顔器の取扱説明書に記載されている使用頻度を守ることが大切です。
導入美顔器に用いる化粧水や美容液の成分が悪い
美顔器に搭載されている「イオン導入」や「エレクトロポレーション」などは、手で塗布するより何十倍も肌の奥に届けられる嬉しい機能です。
この浸透機能が、肌に嬉しい効果がある美容成分のみを肌奥に届けられるのであれば問題はありません。
ところが、肌に悪影響を及ぼしかねない添加物も同時に肌奥まで届けてしまうのです。
そのため、手で塗布していた時は、何事もなかったスキンケア化粧品でも、美顔器の導入機能を使用したとたん肌が悪化してしまうことがあります。
ですので、導入美顔器で美容成分を肌奥まで届ける際に使用するスキンケア化粧品は、その美顔器のために開発された化粧品、または添加物が配合されていない化粧品を使用することが大切になります。
肌に炎症を起こしている人
美顔器の使用は、少なからず肌に負担がかかるスキンケア法なので、
- 肌に炎症を起こしている
- 日焼け後の肌
- 皮膚病を患っている
- アトピー性皮膚炎の人
など、肌の状態が万全ではない方は、美顔器の使用は控えた方がよいでしょう。
金属アレルギーの人
市販されている美顔器のほとんどは、肌に触れるヘッド部分に金属が使われているので、金属アレルギーの方は使用しない方がいいでしょう。
金属アレルギーを起こしにくい「チタン」や「プラチナ」で、ヘッドがコーティング加工されている美顔器もありますが、すべての人に金属アレルギーの症状が出ないわけではありません。
また、買って間もない時は、金属アレルギーの症状が出なかったとしても、徐々にコーティングが薄れてくると、アレルギーの症状が出ることも少なくありません。
ですので、金属アレルギーの方は、肌に触れることなくケアできる照射タイプのLED美顔器がおすすめです。
たとえば、美ルルのLED美顔器『ヒカリプラス』などですね。
また、シリコン製のヘッドを採用している【プルミナス】という美顔器も、肌に金属が触れることがありません。
生理中
生理中のときこそ肌が荒れるので、美顔器を使用したくなるかもしれませんが、生理中の美顔器の使用は控えましょう。
生理中は女性ホルモンのバランスが崩れるため、いつもより肌が敏感になっているので、美顔器を使用すると肌が悪化する恐れがあります。
生理中は、肌荒れを引き起こしやすいので、ヘアカラーやパーマなどをしないほうが良いのと同じですね。
美肌になる目的で美顔器を使用しているのに、肌を悪化させてしまっては本末転倒なので、生理中に美顔器を使うのはやめましょう。
妊娠中や産後
妊娠中や産後はホルモンバランスが乱れ、肌が敏感な状態になっているので、美顔器を使用すると肌荒れなどの原因になることがあります。
また、妊娠中は肌の潤いを維持してくれる女性ホルモン「エストロゲン」が増えますが、産後は急激に減少するため、肌が乾燥しやすい状態でもあります。
産後のホルモンバランスが正常に戻る期間は、母乳保育の場合、母乳をやめてから1ヶ月~3ヶ月ほど。
母乳保育の場合は産後3ヶ月ほどで、ホルモンバランスが正常に戻ると言われています。
期間に個人差はありますが、ホルモンバランスが崩れている間は、美顔器の使用は控えることが大切です。
美顔器の電流がお腹の赤ちゃんに与える影響も心配ですしね。
あなたの肌悩みにピッタリな美顔器の選び方
ここまで、肌の老化を早めてしまう”使わない方がいい美顔器”の特徴や原因をご紹介してきましたが、ここからは、いろいろな肌の悩みにピッタリな美顔器の機能を見ていきましょう。
『たるみ』の解消を目指せる美顔器の機能はこれ!
まずは、老けた印象を与える大きな要因となる「たるみ」を解消してくれる機能からご紹介します。
目の下のたるみやほうれい線が目立つと老けた印象を与えてしまうので、肌にハリを持たせて引き上げられる次のような機能を搭載している美顔器が「たるみ」には有効です。
それぞれの機能をタップすると、その機能の効果など詳細をチェックできます。
シワの解消を目指せる美顔器の機能はこれ!
シワの解消を目指すなら次のような機能を搭載している美顔器がおすすめです。
『シミ』の解消を目指せる美顔器の機能はこれ!
頑固なシミを消したいなら次の機能を搭載している美顔器がおすすめです。
『毛穴』の解消を目指せる美顔器の機能はこれ!
開いたり黒ずんだりして目立っている毛穴の解消を目指せる美顔器の機能は次の通りです。
脂肪を燃焼させる美顔器の機能はこれ!
脂肪の燃焼をサポートして小顔を目指せる美顔器の機能は次の通りです。
肌のトーンアップを目指せる美顔器の機能はこれ!
『ニキビ』の改善を目指せる美顔器の機能はこれ!
血行促進・リンパの流れの改善を目指せる美顔器の機能はこれ!
美顔器に搭載されている機能10選!
美顔器に搭載されている機能はたくさんありますが、それぞれの機能がどんな肌の悩みに効くのかよくわかりませんよね。
そこで、各機能が肌にとってどんな嬉しい効果があるのかを簡単に解説したので参考にしてみてください。
EMS機能とは?
顔の肌がたるんでくると、目尻や目の下が垂れ下がったり、ほうれい線やマリオネットラインが目立つようになるため、老けた印象を与えてしまうものです。
肌がたるんでしまう大きな原因は、皮膚を支えている表情筋にあります。
表情筋はその名の通り、顔の表情を変えるための筋肉ですが、じつは普段あまり使われていないため徐々に衰えていってしまいます。
この表情筋に微弱な電流で刺激を与えて、筋肉トレーニングと同じ効果を得られるのが、EMS機能を搭載している美顔器です。
緩んだ表情筋を鍛えて引き上げると、その上にある皮膚も一緒に引き上げられるので、たるんだ肌もリフトアップできるというわけですね♪
また、ダイエットする時に、筋肉を鍛えて脂肪を燃焼しやすくするのと同じように、表情筋を鍛えると顔の脂肪も燃焼されやすくなるので、引き締まった小顔を目指すこともできます。
RF(ラジオ波)機能とは?
シワの改善を目指すなら、電磁波によってジュール熱を発生させるラジオ波(RF)機能を搭載している美顔器がピッタリです。
このRF美顔器は、熱を肌の奥の層に届けられるため、肌の奥まで届きにくい化粧水や美容液などの成分をしっかりと行き渡らせることができます。
また、紫外線や加齢の影響で減少していくコラーゲンやエラスチンの産生も活性化できるため、肌の弾力が増していきシワの改善にも繋がります。
ターンオーバーも促進されるので、ニキビ跡に悩んでいる方も日常ケアのひとつに取り入れたい機能ですね。
イオン導出・イオン導入機能とは?
イオン導入は、電気のチカラを利用して、肌奥まで美容成分を届けられるので、シミやそばかすなどに効果が期待できる化粧水などの浸透をサポートできます。
また、イオン導出は、クレンジングや洗顔だけでは落としきれない、毛穴に詰まっている角栓などの汚れをイオンの力で吸着して除去できる機能です。
さらに、肌に残っている古い角質を取り除くことで、乱れていたターンオーバーも正常化し、「シミ」「ニキビ跡」の改善や暗くくすんだ印象の肌も明るくトーンアップさせる効果が期待できます。
エレクトロポレーション機能とは?
エレクトロポレーションは、電気穿孔法といって、特殊な電気の力(電気パルス)で細胞膜と細胞膜の間に一時的にすき間を開けられるため、イオン導入では導入できない分子の大きなコラーゲンやヒアルロン酸でも肌奥に届けられるため、化粧水や美容液などの効果を余すことなく得ることができます。
その浸透力は、イオン導入よりも18倍、手で塗布した場合と比較すると72倍も浸透させられると言われているので、美容成分の効果を無駄なく発揮するためには欠かせない機能です。
LED機能とは?
LED(発光ダイオード)を利用した美顔器は、直接肌に触れることなくLEDの光を浴びるだけで効果を得られるので、金属アレルギーの方でも安心して使用できるのが特徴です。
LED光の色によって効果が違い、もっとも肌奥まで届く赤色LEDは
- コラーゲンの生成促進
- 小じわ改善
- 肌のハリ向上
- 血行促進
- 美白効果
青色LEDには、皮脂の分泌を減少させる効果があるので、ニキビの原因菌を殺菌して、ニキビの悪化を防ぐ効果が期待できます。
また、緑色のLEDには、乱れた肌のターンオーバーを正常に戻す働きや、メラニン色素の発生を抑制する働きがあるので、できてしまったシミはもちろん、日焼け後のケアにも効果を発揮します。
LED光を浴びるだけで美肌に近づけるのは嬉しいですね。
超音波機能とは?
超音波機能を搭載している美顔器は、超微細な振動を肌の表面に与えることで、毛穴に詰まった角栓などの汚れを除去できるほか、温熱効果とマッサージ効果により「たるみ」や「むくみ」の改善も期待できます。
また、肌の細胞を活性化する働きもあるので、ニキビのケアにも効果を発揮します。
マイクロカレント機能とは?
マイクロカレント機能の極めて微弱な電流には、私たちが本来持っている自然治癒力を高める効果があるため、乱れたターンオーバーを正常な状態に導いてくれます。
そのため、肌の弾力アップに繋がり、シワやたるみの改善やトーンアップした透明感のある肌を目指すことができます。
レーザー機能とは?
レーザー機能を搭載している美顔器は、古い角質や肌の老廃物を除去して新陳代謝を促進する働きがあります。
レーザー光線は、肌の奥にある細胞にあえて刺激を与えることで、肌の修復作用の働きを活性化させ、
- 肌の弾力アップ
- シワ改善
- 毛穴の引き締め
- シミ解消
- ニキビ跡の改善
などの効果が期待できます。
とはいえ、レーザー美顔器は「パチッ!」っと痛みが走るため、電気の刺激が苦手な人にはおすすめできない上級者向きの美顔器といえます。
スチーム機能とは?
スチーム美顔器は、肌に超微細な粒子の水蒸気を当てて、肌の奥深いところまで水分を浸透させられます。
肌の奥にある真皮層まで水分が届くため、みずみずしい肌になるほか、毛穴の奥に詰まっている皮脂などの汚れを柔らかくして取り除きやすくできます。
また、温かいスチームには、血行を促進する効果があるので、血色の良い健康的な肌になるのも嬉しいポイントです。
ウォーターピーリング機能とは?
ウォーターピーリング機能は、1秒間に数万回振動する超音波によって水をミスト状にして、毛穴の奥に詰まっている汚れを弾きとる機能です。
普段のクレンジングや洗顔では落としきれていないメイク汚れや、毛穴に詰まった頑固な角栓などを取り除くと、ニキビの予防効果やトーンアップした明るい肌になるのも嬉しいポイントです。
まとめ
老化を自ら早めてしまう”使わない方がいい美顔器”は、ローラータイプの美顔器です。
洗顔する時でさえ、手で擦らず泡で汚れを包み込んで落とさないといけないほど、摩擦は美肌を遠ざけるNG行為です。
それなのに、ヘッドの球体が回転するとはいえ、金属を擦りつけてケアするローラータイプの美顔器は、肌へのダメージが大きいのでおすすめできません。
とはいえ、電気を利用した充電式の美顔器なども、使用頻度や使い方を間違えると、肌を悪化させてしまうので、美顔器の取扱説明書に沿った使用方法を守ることが大切です。
また、肌の悩みに適した機能を搭載している美顔器を使わないと効果を得ることはできないので、自身の肌悩みにピッタリな美顔器を選ぶことも大切になります。
美顔器は、正しい使い方をすれば、しっかりと効果を実感できるスキンケアに欠かせない美容アイテムです。
間違った使用方法によって、効果を感じられなかったという人の意見に惑わされることなく継続的に利用していけば、近い未来同年代の肌に差を付けらるので上手に取り入れていきましょう。