ダイエットをすると必ずと言ってもいいほど訪れる停滞期。
この停滞期を上手に乗り越えるためにチートデイを設ける女性が増えています。
チートデイを実践するうえで気になるのが翌日の食事メニューかもしれません。
そこで今回はチートデイの翌日に食べるおすすめの食事メニューをご紹介します。
ダイエットに挫折する原因の1つになっている停滞期を上手に乗り越えられるようになるので是非参考にしてみてくださいね。
チートデイ翌日の食事メニューはこれ!女性のダイエット停滞期を乗り越える方法
結論から先に言うとチートデイ翌日の食事メニューは、いつものダイエット食に戻すだけで大丈夫です。
ダイエット食の基本は、
- 低糖質
- 低脂質
- 高タンパク
なので、これらの要素をクリアしている食事を摂取すれば良いということですね。
そもそもチートデイは食事制限によって代謝が落ちたカラダに、多くのエネルギーを与えて代謝を促し停滞期を乗り切るという方法ですが、もうひとつダイエットにとって大切な意味があります。
それはダイエットを続けるモチベーションの維持になります。
ダイエットに挫折してしまう理由の多くはメンタル面にあるので、食べたいものをお腹いっぱい食べられる日があればストレスが軽減されてダイエットの継続に繋がるというわけです。
チートデイの翌日は1日ドカ食いした代わりに何か特別なことをしなけらばいけないという気持ちになるかもしれませんが、ストレスの発散効果が半減してしまうので特別なことをする必要はありません。
つまりチートデイの翌日は、チートデイの前日まで実践していたダイエットメニューをそのまま続けるだけで良いということになります。
チートデイを行うタイミング
チートデイはダイエットの停滞期を乗り越えるために設けるので、ダイエットの停滞期に実践するのが正しいタイミングです。
毎日の体重を棒グラフや折れ線グラフなどで表して記録しておけば、一目瞭然で停滞期がわかるのでおすすめです。
せっかく減った体重がもとに戻りそうで怖いかもしれませんが、チートデイを設けたほうが結果的に体重は減るし、ストレスも軽減されてダイエットを続けられるようになりますよ。
チートデイの翌日は断食したほうが良いのでは?
チートデイの翌日は断食したほうが良いのでは?という意見もありますが、正直断食はおすすめできません。
チートデイの翌日は断食しなければいけないというストレスを発生させないという意味もありますが、チートデイの翌日は代謝も上がってきているので、こんにゃくのような低カロリー食品だけでも摂取したほうが良いのです。
私たちのカラダは消化するだけでもエネルギーを消費するので、低カロリー食品を食べることで結果的にカロリーを消費できることにも繋がります。
チートデイ翌日は胃もたれで食べられない。。
とはいえチートデイの翌日は胃腸の負担が高くなるので、胃がもたれて食欲がないという場合もあると思います。
そんな時はもちろん無理して食べる必要はありません。
腹痛でつらい場合や食欲がない場合は、そのカラダからのメッセージに従うことが大切です。
ダイエットの目標は体重を落として健康的に痩せることなので、体調を崩したりストレスでメンタルを削ってしまっては本末転倒になってしまいます。
食欲がなくて食べられないのなら、たんぱく質の摂取は控えて酵素ドリンクで食物繊維などの栄養素を補給するようにしましょう。
また反対にチートデイ翌日に食欲が倍増してしまう場合もあります。
そんな時にも酵素ドリンクを炭酸で割って満腹感を増すなど上手に利用して1食分を置き換えると良いですよ。
空腹が耐えられない人は、ソイプロテインで置き換えるほうが腹持ちが良いので空腹を紛らわせることができます。
チートデイの翌日以降は良質なたんぱく質の摂取とビタミン・ミネラルの補給を積極的にしなけらばならないので、ソイプロテインや酵素ドリンクを上手に利用すれば手軽に摂取できますね。
チートデイの翌日はカリウムを摂取したほうが良いって本当?
チートデイの翌日は食べ物・飲み物・塩分の過剰摂取により、体重の増加とともにむくみやすくなるのでカリウムを意識的に摂取することをおすすめします。
ミネラル類のカリウムは私たちのカラダにある余計な塩分や水分を排出してくれる栄養素なので、チートデイ後のカラダにピッタリなんです。
カリウムを多く含んでいる食品は
- バナナ
- アボカド
- メロン
- ほうれん草
- さつまいも
- 里芋
- とろろ昆布
- 納豆
- 干しひじき
- 魚類
- 肉類
チートデイの注意点
ダイエット停滞期に入りチートデイを試す際に「そのままリバウンドしてしまったらどうしよう…」など、不安に感じてしまうかもしれません。
でも不安に感じて食べる量が中途半端になってしまうと、代謝のスイッチをONにすることができないのでチートデイの意味がなくなってしまいます。
チートデイはあくまでもOFFになった代謝のスイッチをONにするために行うものです。
チートデイの効果を信じ、スイッチの切り替え作業だと思って、思い切り自由な食事を楽しむことが大切です。
またダイエットの停滞期に入っていないのにチートデイを設けるのは、単なる暴飲暴食になります。
ストレスの軽減にはなるかもしれませんが、これではいつまでたっても痩せることはできないので、チートデイは必ず停滞期に入ったことを確認した上で行うようにしましょう。
チートデイを設ける必要がない女性
ここまでチートデイのことを話してきましたが、そもそも体脂肪率が35%以上ある女性はチートデイを設ける対象になりません。
また1か月間ダイエットを実践して、ダイエット前から5%以上体重が減少していない女性も、まだチートデイを設けるタイミングではありません。
1か月間ダイエットをしているのに体重が5%以上減っていない人は、ダイエット法の見直しをして5%以上体重が減ってからチートデイを実施しましょう。
チートデイを実施するタイミングの目安
チートデイを行うタイミングの目安は、しっかりダイエットをしているのに1週間以上体重の変化がない場合に実施します。
前述したとおり毎日の体重を折れ線グラフまたは棒グラフで表して記録すれば、1週間以上体重の変化がないのが一目瞭然だと思います。
チートデイを行う頻度や間隔を定期的に定めて実施する人もいますが、チートデイはダイエットの停滞期に実施してこそ効果を発揮するものです。
ダイエット停滞期に入っていないのにチートデイを実施するのは、ストレスの軽減にはなっても体重の軽減には繋がりません。
チートデイは必ずダイエットの停滞期にのみ実施することが大切です。
女性は生理周期を考慮してチートデイを設ける
男性がチートデイを設けるタイミングは単純にダイエット停滞期に行えば良いのですが、女性は生理周期を考慮してチートデイを設けると効果が高まります。
女性がチートデイを行うタイミングは、生理終了から排卵日までの間がベストです。
生理中は体重が減りにくいのですが、生理終了から排卵日までの間は女性ホルモンが多く分泌されて脂肪の燃焼を促したり精神的にも前向きになるので痩せやすい時期になります。
このタイミングでチートデイを行うことで、停滞期を抜け出しやすくなるしリバウンドの可能性を低くできるので、女性はこのタイミングを上手に利用したいですね。
チートデイ失敗?体重が減らなくても焦らない!
チートデイを実施する条件を満たしていなかったりタイミングを間違ってしまったりすると、チートデイを行ってもまったく体重が減らずに失敗に終わるかもしれません。
最悪の場合その日をきっかけに食欲が倍増してしまい、ダイエット前よりも体重が増えてしまうようなリバウンドを起こす可能性すらあります。
チートデイはあくまでも停滞期を脱出するきっかけ作りで、食事制限を一時的に解放して溜まったストレスを吐き出し、ダイエットに対してのやる気を呼び覚ますスイッチ程度に考えることが大切です。
ようするにチートデイの翌日の体重の増減は一切気にせずに、スイッチが切り替わったから痩せるはずと考えて、今まで通りの食事制限を再開することが重要なんですね。
チートデイの口コミ
まとめ
チートデイの翌日は基本的にチートデイの前日まで行っていたダイエットメニューに戻すだけでOKです。
チートデイはダイエットの停滞期で代謝が落ちたカラダを騙して、代謝をアップさせることで停滞期を抜け出す手法です。
またダイエットで溜まったストレスを吐き出して、ダイエットに対するモチベーションを保つ意味合いもあります。
1日だけでも好きなものを好きなだけ食べて溜まったストレスを吐き出すことで、また次の日から頑張ろうという気持ちになれるので、ダイエット成功への一番の肝となる“継続”をクリアすることができます。
チートデイの翌日はファスティング(断食)したほうが良いという意見もありますが、せっかく発散できたストレスを再燃させてしまう可能性があるので避けたほうが無難です。
とはいえチートデイの翌日は胃腸の負担が大きいので胃もたれで食欲がないという場合もあると思います。
もちろんそんな場合は無理して食事を摂る必要はありません。
しかしながら良質なたんぱく質とビタミン・ミネラルの補給は大切なので、酵素ドリンクまたはソイプロテインで最低限の栄養摂取を心掛けましょう。
チートデイはあくまでもダイエット停滞期を乗り越えるための手法なので、他のタイミングで実施したとしてもあまり効果を得ることができないので、チートデイは必ずダイエット停滞期に行うようにしましょう。
チートデイは体脂肪率が35%以上ある女性やダイエットを1か月間実践しているのに5%以上体重が減っていない人は、実施してもほとんど意味がありません。
最低でも体脂肪率35%以下にすることと、1か月あたり体重が5%減るようなダイエット法を実践することが大切です。
もしダイエットの停滞期に入ったらチートデイを上手に利用して、いまだかつてないダイエット効果を体感してみてくださいね。