購入した美顔器専用のジェルや美容液ではなく、好きなブランドのスキンケア化粧品や手軽なオールインワンジェルなどを使いたくなりますよね。
でもこれって気を付けないと、肌に悪影響を与えたり「まったく意味のないスキンケアを毎日続けてた…」なんてオチになってしまうんです。
特に気を付けなければいけないのが、美顔器の浸透機能です。
例えば、イオン導入美顔器で、イオン導入できない成分を懸命に浸透させようとしても、まったく浸透させることはできません。
つまり、持っている美顔器に搭載されている機能に応じて、美容液やジェルを選ぶ必要があるということです。
また、手で塗布するだけであれば問題のないジェルや美容液でも、美顔器で肌奥まで届けると危険な成分が配合されているジェルや美容液もあります。
私もまったく知らずに、人体に害がある成分を美顔器で一生懸命浸透させていた過去があります^^;
そこで今回は、美顔器の浸透機能にスポットを当てて、
- 肌奥に届けると危険な成分
- イオン導入で肌奥に届けられる美容成分
- エレクトロポレーションで肌奥に届けられる美容成分
をご紹介したいと思います。
この3つのポイントをおさえれば、あなたが持っている美顔器にピッタリなジェルや美容液を選ぶことができるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
美顔器ジェルの代用でオールインワンジェルの使用は危険って本当?
オールインワンジェルは、化粧水や乳液・美容液などなど、様々な美容成分が配合されているので、美顔器ジェルの代用として利用したいという方も多いですよね。
まず結論から言うと、オールインワンジェルが美顔器ジェルの代用になるかは、その使用するオールインワンジェルの成分によって決まります。
なぜなら、多くの化粧品には、品質を保持する役割で添加物が配合されているからです。
肌奥に届けると危険な成分
例えば、
化粧品によく配合されている添加物
- 『防腐剤』⇒化粧品の品質を長持ちさせるため
- 『香料』⇒香りを良くするため
- 『合成着色料』⇒鮮やかな色彩にするため
- 『合成界面活性剤』⇒水と油の分離を防いだり、皮膚への浸透をしやすくするため
- 『シリコン』⇒なめらかで伸びを良くするため
などなど、多くの化粧品には様々な添加物が配合されています。
特にイオン導入とエレクトロポレーション機能搭載の美顔器には注意が必要!
美顔器に搭載されている機能の「イオン導入」は、手で化粧品を塗布するよりも30~100倍も浸透率が高いと言われています。
さらに特殊な電気の刺激によって、皮膚細胞に一時的にすき間を作って美容成分を肌の奥まで届ける「エレクトロポレーション」は、イオン導入と比較すると浸透率が約20倍とも言われています。
このように高い浸透率を誇る美顔器の機能ですが、お肌に良い成分だけを浸透させられる訳ではありません。
当然、添加物などお肌に悪い成分まで、一緒に浸透させてしまうことになります。
ようするに、手で塗布することを前提に作られている美容液やジェルではなく、イオン導入やエレクトロポレーション機能を使用することを前提に作られている美容液やジェルを使うことがとても大切ということです。
無添加化粧品や自然派化粧品でもリスクはある!
もちろん肌に異変があらわれる成分は、人それぞれで個人差があるものです。
人によっては、無添加化粧品や自然派化粧品と呼ばれる商品でも、肌に炎症や発疹が出る場合があります。
つまり、無添加商品だからと安心せず、自分にとって問題がある成分が添加されていない化粧品を見つけ出すということが一番大切なんですね。
なので、どんな化粧品を使用するにしても、まずは肌の目立たない部分でパッチテストをすることをおすすめします。
それでは次に、美顔器に搭載されている「イオン導入」と「エレクトロポレーション」機能の違いについて見ていきましょう。
イオン導入では浸透させることができない美容成分もあるので、しっかりとチェックして意味のないスキンケアを繰り返さないように注意してくださいね。
イオン導入で肌奥に届けられる美容成分
イオン導入は皮膚に微弱な電流を流し、化粧品に配合されている有効成分をイオン化して、皮膚の奥まで有効成分を届けることができる技術です。
イオン導入で肌の深部まで届けられる成分は次の通りです。
イオン導入で肌奥まで届けられる成分
- ビタミンC誘導体
- ビタミンE
- プラセンタエキス
- トラネキサム酸(トランサミン)
- グリシルグリシン
イオン導入された美容成分は、お肌に72時間とどまると言われているので、週に2回はイオン導入するのが理想的ですね。
とはいえ、イオン導入には、イオン化できない大きい分子の成分があります。
そんなイオン化できない大きな分子の成分でも、肌の深部まで届けられるのが「エレクトロポレーション」です。
続いて、そのエレクトロポレーションが、肌奥まで届けられる成分を見ていきましょう。
エレクトロポレーションで肌奥に届けられる美容成分
エレクトロポレーション(電気穿孔法)とは、特殊な電気パルスのチカラで、一時的に皮膚の細胞と細胞の間を広げることで、すき間を作り有効成分を浸透させる技術です。
肌の奥に美容成分を届ける方法として、注射を使用する方法もありますが、痛みを伴ったり皮膚を傷付けるなどのリスクがあります。
それに対してエレクトロポレーションは、針を使用することなく、肌の深部まで有効成分を届けることができるので痛みなどのリスクがなくおすすめです。
しかも、エレクトロポレーションは、イオン導入では肌奥に届けられない大きな分子の「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」でも肌の奥深くまで届けることが可能です。
コラーゲンやヒアルロン酸は、粒子が大きくイオン化できないため、イオン導入では肌の深部まで届けることができません。
なので、もしコラーゲンやヒアルロン酸が配合されている化粧品を浸透させたいなら、イオン導入ではなくエレクトロポレーションを使わないと意味がないというわけなんですね。
エレクトロポレーション機能付きの家庭用美顔器ですべて解決!
イオン導入は、分子が小さな成分しか浸透させられないという制限があります。
それに比べてエレクトロポレーションは、皮膚細胞に一時的に隙間を作ることができるので制限がありません。
しかも、エレクトロポレーションは、イオン導入よりも約20倍も浸透力が違うというから、エレクトロポレーション機能が搭載された美顔器を買わずにいられなくなりますよね^^
とはいえ、これだけの浸透力があるエレクトロポレーション機能なので、エレクトロポレーションを使用することを前提に作られている美容液やジェルを使うことを忘れてはいけません。
つまり、エレクトロポレーション機能を搭載した美顔器で、エレクトロポレーション機能の使用を前提に作られているジェルを使うのが安心で効率的ということなんですね。
ちなみに、私が実際に使っているエレクトロポレーション機能付きの家庭用美顔器と専用美容液の詳細は、こちらのレビュー記事で確認できます。
⇒『ララルーチュRFの効果を本音でレビュー!悪い口コミと良い口コミの評価とは?』
じつはエレクトロポレーション機能付きの家庭用美顔器は少ない。。
多くのメリットを持つエレクトロポレーションですが、まだまだ搭載されている家庭用の美顔器は少ないです。
厳密に言うと、信頼できるエレクトロポレーション機能搭載の美顔器が少ないというのが正しい言い方かもしれません。
じつは日本であっても、おもちゃのように何も効果を感じられない詐欺的な美顔器が平気で売られています。
なので、個人的に信頼できるエレクトロポレーション機能付きの美顔器は、レビュー記事をご紹介した「ララルーチュRF」と、もう1台「美ルル リバース」という美顔器ぐらいだと思います。
最近リニューアルされた「美ルル リバース」は、電気レベルが改良されて、よりポレーション効果がアップしているので、以前よりも期待値が上がっているのも嬉しいポイントですね。
この「美ルル リバース」について、もっと知りたいという方は、
で確認してみてくださいね。
まとめ
美顔器を使う時に用いる美容液やジェルは、添加物を使用していないものを使うほうが身のためです。
特にイオン導入やエレクトロポレーションなどの浸透機能を搭載している美顔器は注意しなければなりません。
イオン導入やエレクトロポレーション機能は、肌に良い成分だけではなく、肌に悪い成分まで深層部まで届けてしまうからです。
肌に悪い成分を浸透させてしまうと、ハンドプレスだけでは起こらなかった、肌荒れや炎症・発疹などを発症する恐れがあります。
なので、イオン導入やエレクトロポレーション機能が付いている美顔器を使うときは、できる限りイオン導入やエレクトロポレーションを使用する前提で作られている専用美容液や専用ジェルを利用するようにしましょう。
また、私が実際に愛用している「ララルーチュRF」はオススメですが、市販されている美顔器の中には、詐欺まがいの低品質美顔器が平然と売られています。
個人的には、エレクトロポレーション機能が搭載されいる美顔器で信頼できるのは「ララルーチュRF」と美ルル「リバース」ぐらいだと思います。
もしあなたが、エレクトロポレーション機能付きの美顔器が欲しいと感じたら、下記のレビュー記事を購入前の参考にしてみてくださいね^^